突き指
ドッチボールを学校だけでなく、
休みの日も公園でおこなっている姿を最近良く見かけます。
公園での制限もサッカー禁止、野球も禁止などの環境変化も
影響しているのかもしれません。
ということで、突き指です。
難しいことは置いといて、
簡単にどう考えるかを書いてみます。
ちなみに指の怪我は1ヶ月に50件ほどは診てると思いますので、経験値はけっこうある方だと思っています。
ポイントは
骨折と突き指の見極めは腫れと曲がり
突き指でも腫れてるなら1週間は保護して、負荷をかけない
初期治療がとても大切
突き指って何
指の関節を捻挫することで使われることが多いです。
骨折でないが、痛めてしまった→突き指
みたいな。
「良かった、突き指で」
という声はよく聞きます。
不幸中の幸いというポジション
ただ、指の怪我というのは甘く見てると痛い目にあうので注意しなければなりません。
それを今回はお伝えします。
突き指と骨折
これを見極めるのは確定は画像検査しかありません。
レントゲン検査やエコー検査がそれに当たります。
治療院ではレントゲンが撮れませんが、
エコーで確認することは可能です。
ただ、画像検査がない場合にどのように判断すればよいか?
①指の腫れ
②指が曲がる
この2つです。
腫れがなくて指が曲がれば問題ない可能性がかなり高い
腫れても指が手のひらに着くほど曲がれば骨折はない場合が9割以上です
一方で損傷した部分に皮下出血があれば要注意です。
また、2・3日経っても指が曲がってこないのも要注意です。
第2関節(PIP関節)はしょっちゅう剥離骨折起こすので注意してください。
捻挫の場合の管理方法
骨折がない、もしくはなさそうな場合は、
指が曲がって、腫れがないなら様子みるだけでよいでしょう。
腫れて少し曲げにくいなら手を使う仕事などは制限かけた方がよいでしょう
可能なら。。。
突き指でも腫れが伴う場合は負荷が大きいと腫れが引かずに、
3ヶ月ほど痛みと腫れば続くことは珍しくありません。
最初の1,2週間だけテーピングで痛めた関節の動きを制限するだけでも、
回復はかなり早くなります。
初期治療が非常に大切になるのが指の捻挫です。
これが伝えたくて記事にしたようなものです。
まとめ
骨折と突き指の見極めは腫れと曲がり
突き指でも腫れてるなら1週間は保護して、負荷をかけない
初期治療がとても大切
スポーツしている選手であれば、
指が曲がるようになるまでは、
指を使う運動をさせないことが
早期に症状改善を図る方法であることは間違いないです。
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