アイシングって効果ある? 外傷編

アイシング アップデート
アイシング

アイシング

アイシングって昔からある治療法ですよね。
以前から議論はされていて、

①冷やしたほうが良い
②温めたほうが良い

など様々な意見が交わされています。

外傷後の処置として、実際は現状としてどうなの?

という報告です。

 

外傷後にアイシングは効果あるか

結論:効果あります。

ただ、圧迫がより効果的です。

 

 

アイシングの効果は

 

①冷却による疼痛緩和(患部を10〜15度まで下げる)

②周辺組織の温度を下げて、代謝・酸素需要を下げる(二次的損傷を防ぐ)

③血管収縮による出血、浮腫の軽減

 

冷却時に圧迫を加えるとより効果は増します。

 

どれくらいの時間必要?

 

10分〜20分です。

再度アイシングするときも1〜2時間は空けたほうが良いようです。

※加賀谷 善教 スポーツ障害に対するアイシングの効果 臨床スポーツ医学 2015

 

適温って何度?

 

10〜15度です。

細胞組織を傷つけずに代謝を低下させることができます。

※Mac Auley DC :Ice therapy : how good is the evidence?

 

リスクってあるの?

 

10度以下で冷やすと神経性の炎症を起こす可能性があり、リスクとなります。

 

まとめ

細かい部分は色々ありますが、これがポイントになります。
ケースや競技、目的によってアイシングの方法、タイミングは検証されており、アイススラリーという冷たい物を飲んで内部から冷やすというものまで話題になっています。

また、詳細は追って報告します。

 

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